マヤノトップガンが小柄キャラなのは特に違和感ないかなーって話(追記あり)

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マヤノトップガンの話だし、俺もいっちょ噛みしてもいいよね、ぐらいのスタンス。このブログは怒りで駆動するので、普段に比べるとローテンション。
元ブログの①~⑥の解釈は違和感ない(※④はよく読んだらちょっと違和感あったので最下部に追記)。なので逆に、そこまで踏まえておいてトップガンの描き方に違和感残るんだーみたいなのはある。
唯一それは……、と思うのは以下。

マヤノトップガン」自体はブライアンズタイム産駒らしく筋肉モリモリのでかい馬

トップガンって430~472kgを推移した馬で、一般的な馬格で言うと小さい方の馬。
俺の認識だけど、一般的な競走馬は400~550kgぐらいで、480kgを超えてきてようやく馬格がしっかりしてるって感じるかな。
トップガンは446kgでデビューして、引退レースになった春天が458kg。現役中そんな馬体が増えなかった。たとえば2019年の年度代表馬リスグラシューは432kgでデビューして引退レースは468kgと30kg以上馬体を増やしてる。逆にディープインパクトはデビュー時452kgで引退レース時438kgとむしろ減ってたりする。まあ新馬戦のときは馬体に余裕を残したりもするから、デビューと引退時の体重差で語りきれるものでないけどひとつの指標にはなる。
トップガンのキャラが幼く出てるのは馬体重が軽いことと、未勝利~500万下を勝ち上がるのに苦労した晩成タイプだったことのあわせ技、ということで俺としては違和感がない。
逆に「筋肉モリモリ」という表現にはちょっと違和感がある。その表現どっから来たんだろうと軽くググッてみたらニコニコ大百科に「ブライアンズタイム産駒というのは面白い事に、筋肉ムキムキで腹袋が大きい見た目見るからにパワー型のダート馬というような馬が芝の中長距離でよく走った」とあったのでその受け売りだろうか。まあ確かに腹袋は大きいので、そこは正しい。ただ筋肉ムキムキだったかというとあんまりそういう印象はない(あくまで俺の印象)。
一般的に馬格が大きい≒筋肉ムキムキは短距離に適性があって、馬格が小さい馬は中長距離に適性がある印象(これに当てはまらない馬はいくらでもいるので、あくまで俺のイメージ)。これは短距離(マイル含む)がメインだと追い切りが坂路中心になって、中長距離だとトラック(CW)中心の追い切りになるのもあると思う。
最小体重でなにかと話題になるメロディーレーンちゃんも菊花賞5着や海の中道特別1着などロングディスタンスで実績のある馬。短距離だとテンのスピードを出せるパワーが必要になるので出てもまったく歯が立たないと思う。
馬格の大きい馬で印象深いのは豪州のブラックキャビア。25戦25勝で現役を終えたスーパーホースで現役時は570kgほどだった。620kgという話も見るので、そっちが正しいのかもしれない。走った距離は1000~1400m。ゴリゴリのスプリンターであった。人間でも短距離走者ほど速筋を鍛えてマッチョになり、長距離走者は遅筋を鍛えて引き締まった身体になるがそういう感じじゃないかと思っている。
なんかトップガンとは関係ない話になってしまったな。
まあ「でかい馬」という認識はさすがに誤りで、「筋肉ムキムキ」かどうかは人によるんじゃないだろうか。俺はパドック見ても調子や馬体の区別がつかないへっぽこなので話半分でよろ。ちなみに最近みた馬体ですげえと思ったのは大阪杯出走時のグランアレグリア。あれこそ「筋肉ムキムキ」の極みだと感じた。次はVMらしいがレース結果以前に馬体を見ると2000は良馬場じゃないと保たない感がたしかにあった。
余談。トップガンはアニメ2期だとテイオーの同室(田原騎手つながりだろう)だが、OPを含めずっと寝ていてひとつもセリフがないどころか起きているシーンすらない。「マヤ、順調に成長中!」という表現の一環だと思うが、テイオー現役時は母馬のお腹の中だったので、そういう表現でもあるのかなーとか思ったり。まあアニメも含め、ウマ娘の描写精度ってのはなかなか唸るものがあるよ。
余談2。馬体について勉強したい人はその手の本を読むのが一番だけど、youtubeでやーしゅんって検索したら参考になる動画が出てくるのでそれ見るのもいいと思う。

追記

④天才肌のキャラとして描かれるのは当然鞍上であった田原の影響だろう。実際は田原はマヤノトップガンの扱いにはかなり苦戦していたようだ。(気性悪で、掛かり癖があった。スタミナが優れていたために先行馬として走らせていたが、最終的には後方から一気に差すスタイルになった。つまりナリタブライアンとの激走よりも、天皇賞サクラローレルを破った走りが完成形)

よく読んだらここもちょっと違和感あるかな。書かれてる通り、トップガンは気性が良くない馬で、田原騎手はトップガンの力を引き出すために脚質にこだわらず折り合い優先の騎乗をしていた。なので春天が完成形ではなくあの日はああいう乗り方が一番だった、ということ。この辺は、春天の勝利ジョッキーインタビューで、
「後ろの方からの競馬になりました」
「たまたま」
「馬を気分良く走らせるということを?」
「そうです」
と答えている。
www.youtube.com
50:20~のインタビューで確認可能。